後悔しない注文住宅を!注文住宅で後悔&失敗しやすいポイントとは? 2020.12.18
注文住宅の費用は高額で、住宅の完成までの期間も長いので、ほとんどの方にとって一生に一度の買い物と考えて良いでしょう。
そのため、注文住宅を手に入れてから後悔や失敗を感じたくないですよね。
そこで今回は、注文住宅の専門家である日本住宅ツーバイが、後悔や失敗しないためのポイントを専門家の視点と経験からお話していきます。
目次
暮らしで後悔&失敗しやすいポイント
一つ目は、暮らしに関する後悔や失敗のポイントをお話していきます。これからお話しする後悔や失敗のポイントを知っておくことで、あなたの注文住宅を設計するときに役立つはずです。
(1)間取り
注文住宅の間取りは自由です。間取りの自由さが、注文住宅のメリットでもあります。しかし、間取り図だけで設計を考えてしまうと、実際に暮らしをスタートしてから、次のような後悔や失敗が起こりやすいのです。
- 家具を置くと部屋が狭い
- 思ったよりも生活用品が無かったので「ガラーン」としてしまう
- 和室があれば良かったかも
- 寝室はもう少し広い方がゆったりできたかも など
暮らしにおける後悔や失敗を起こさないためには、間取りから具体的な生活をイメージすることが必要になってきます。
間取り図だけで「6帖あるから大丈夫」と判断する前に、部屋に配置する家具や生活用品などをイメージし、間取り図に書き込みながら、実際に使える部屋の広さを具体化していきましょう。
(2)収納
二つ目は収納です。どうしても注文住宅を考えるときには、次のような部分を優先してしまいます。- リビング
- キッチン
- ダイニング
- 子供部屋
- 寝室
その後、浴室やトイレなどを検討するのですが、それくらいのタイミングになると誰でも疲れが出てきてしまい、「こんな感じでいいだろう」という気持ちで決めてしまうことが多いものです。
その結果、最後に検討されることになる収納は、空きスペースを利用するようなことになり、実際に暮らしが始まると「“あるけれど使えない空間”になっていた」ということもあります。
部屋の間取りを考えるときには、同時に収納も考えておきましょう。
(3)コンセント
最近の家庭では、昔よりもコンセントの数が多めに必要です。家の中で電気を使うものが増えてきているため、従来のように部屋に2つや3つのコンセントでは、使い勝手が悪くなる傾向にあります。
また、コンセントの場所も従来の位置だと、実際に使いづらいことがあります。
ご自身の暮らし方に合わせてコンセントの数と位置を検討しましょう。
(4)ご近所
休日に窓を開けると、ご近所の方と目が合った。ちょっと気まずい瞬間ですよね。
また、目が合うということは、向こうからこちらが見えているということでもあるので、日々の生活で気を使う原因になってしまいます。
部屋にある窓の位置は、自分たちの使い勝手だけではなく、ご近所からの視線にも注意しておくことをオススメします。
せっかく窓をつけて季節の移り変わりを楽しもうと思っていたのに、実際に暮らし始めると、お隣からの視線が気になるため結局は一日中雨戸を閉めたままということも起こり得ます。
(5)動線
よくある動線問題は、洗濯機から洗濯干しまでの動きです。何も考えないと遠い位置関係になりやすいため、洗濯する人にとっては大変な労力が必要になります。特に高齢の方がお住まいで洗濯をする場合だと、移動する距離が長くなればなるほど転倒などのリスクも高くなります。
頻繁に発生する家事が、楽に動ける動線になっているかどうかをイメージしておきましょう。
生活の中で後悔&失敗しやすいポイント
生活の中で後悔や失敗したなと感じるポイントがあります。(1)部屋の広さ
一つ目は部屋の広さです。部屋は広いと良いように感じますが、広すぎる部屋は使いづらいことが多いです。そのため、使い方に合わせた広さを検討することが重要になってきます。無駄に広い寝室を作っても、寝るだけなら必要ないかもしれません。
部屋の広さにルールはありませんが、どのように使うのかをイメージしてから具体的な広さを考えておきましょう。
(2)部屋の数
注文住宅は部屋の数も自由です。そのため部屋数を増やしてしまう傾向が強くなります。ここで注意していただきたいことは、部屋数が増えた場合、使わない部屋は倉庫になってしまうということです。
これって大変もったいない使い方ですよね?
意識していない間に、使わないスキー用品やゴルフ用品の置き場になり、お子さんのおもちゃの置き場になり、そのうち“今は使わないもの”が集まり始めると、今度は通信販売で届いたダンボール置き場になるという、部屋を有効活用できていない典型的なケースにもなり得ます。
部屋数はご家族の人数とライフスタイルから適切な数を考えておきましょう。
豊かさで後悔&失敗しやすいポイント
注文住宅を手に入れると豊かになりますが、その後の生活も豊かにすることを考えておきたいですね。(1)予算
注文住宅の予算をしっかり考えておきましょう。予算ギリギリの費用で住宅を建てると、追加工事やどうしてもこだわりたい部分に費用がかけられなくなることもあります。こうしたちょっとしたことは、後悔する原因にもなります。少し余裕のある予算で建築するのがオススメです。
(2)こだわり
こだわりすぎると費用がどんどんと膨れ上がっていきます。そのため絶対にこだわりたい部分とそれ以外の部分の2つを、設計前には明確にしておきましょう。(3)借り入れ
ほとんどの方が建築費用を借り入れされるでしょう。ここで後悔や失敗しないためには、借り入れする前に返済について、シミュレーションしておくことです。ある程度の返済サイクルや楽に返済できる限度額が分かっていると、無理な借り入れをして生活が苦しくなることを防げます。
お金に関するシミュレーションについては、最近ではファイナンシャルプランナーさんに相談すると、ライフイベントや保険料、貯蓄なども含めてアドバイスをもらうことができます。
土地で後悔&失敗しやすいポイント
土地で後悔しやすいのが、バスや電車の利便性についてです。建てるときは気にならないかもしれませんが、建築した後は購入した土地の場所から通勤・通学をすることになります。
家族の誰かに我慢させるのではなく、家族に辛くない通勤通学の所要時間範囲をヒアリングしてみましょう。
家の外まわりで後悔&失敗しやすいポイント
(1)ベランダ
ベランダは後悔しやすいポイントです。日頃よく使う方は「ベランダが狭かった」という後悔。ただ、比較的多いのは「ベランダは使わないな」という後悔です。
ライフスタイルから検討しておきましょう。
(2)駐車スペース
車の出し入れが楽にできるのかがポイントです。それも、車を普段から使われる方にとって「楽」なのかどうかが重要になります。出し入れが難しいと、車を使わなくなるかもしれません。そして、たまに使うとぶつけて傷がついてしまうということにもなりかねません。
(3)駐輪スペース
後悔で多い駐輪スペース。自転車って玄関前にあると、生活感が出てしまいやすいアイテムです。ちょっとした目隠しがあるだけでも、お家の雰囲気がガラッと変わります。自転車を美しく置いておく場所は、設計の序盤で決めておくのがオススメです。
注文住宅の不安は日本住宅ツーバイまでご相談を!
注文住宅は自由度が高いものです。そのため、どこかにフォーカスし、強いこだわりを持ったまま設計を始めると、暮らしづらい部分が出てきてしまい後悔や失敗を感じる原因になります。注文住宅の自由度を、暮らしやすい空間へ利用してもらうことで、生活が始まってから後悔や失敗を感じることがなくなります。
ただ、戸建てを建てることに対しての漠然とした不安はなかなか消えないものです。そのため、そういったときは、注文住宅のプロである日本住宅ツーバイにぜひご相談ください!
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