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注文住宅の建築依頼先(工務店)はどう探す?【探し方6選&4つのポイント】 2023.1.14

家を建てる際、土地探しと同様に迷い悩むのが、建築の依頼先を探すことではないでしょうか。

土地探しが進めば進むほど、なるべく早く建築依頼先を決定しておきたいところ。家づくりに関してわからないことが多いなかで、さまざまな判断材料からハウスメーカーや工務店を決定していくことが施主様には求められます。

とはいえ、家を建てることになるまで、ハウスメーカーや工務店について深く知る機会というのはそうそうないものです。

そこで今回は“注文住宅の工務店をどのように探せばいいのか”、探し方やポイントをご紹介していきます。

限られた時間のなかで、後悔のない選択をできるように、知識を蓄えていきましょう!



工務店とは?ハウスメーカーとの違い

そもそも「工務店ってどういった形態を指すの?」「ハウスメーカーと工務店って何がどう違うの?」と疑問に感じている方もいるでしょう。

実態として、工務店とハウスメーカーには絶対的な定義はないといえます。ただあえて分けて説明するのであれば、一般的に次のようにいえます。

工務店とは

一般的に工務店とは、建物の設計・施工をメインとしている会社のことを指します。またハウスメーカーよりも施工エリアが限定的であることが多いです。
  • 地域密着型工務店
  • 下請け型
  • ビルダー など
工務店を分類すると、このような呼び名がありますが、その違いについて深く理解する必要はそこまでありません。

設計から施工まで請け負う会社だとしても、他社で設計された設計図をもとに施工のみ請け負うことができる会社もあります。また、●●工務店という会社名でも施工エリアが広い会社もあるためです。


ハウスメーカーとの違い

ハウスメーカーとは、自社で生産設備を所有し、建築の資材を規格化することで、より多くの注文住宅を建設することに重きを置いているといえます。

一般的に工務店などにより、規模が大きい(施工エリアが広い)ことが多く、各地域に支店を設けている大手ハウスメーカーさんがイメージしやすいでしょう。

ハウスメーカーと工務店の違いには、コスト・対応エリア・自由度・工期・施工技術のカテゴリーで考えることができます。

詳しくはこちらの記事をご確認ください。


工務店の探し方

工務店とハウスメーカーの違いを説明できたところで、いよいよ“工務店の探し方”についてご紹介していきます。

工務店の探し方1.注文住宅用ポータルサイト

賃貸で家を借りたいとき、“SUUMO”や“LIFULL HOMES”といったサイトで、検索条件で絞りながら物件を探した経験はありませんか?

同じような形でハウスメーカーや工務店を探すことができるのが、注文住宅用のポータルサイトです。有名どころでいえば、“SUUMO”さんや“LIFULL HOMES”さんはTVCMで目にすることもあり、イメージしやすいですよね。

他にも、平屋に特化したポータルサイトなど、カテゴリーに分けたポータルサイトも存在しています。

ポータルサイトのみで建築依頼先を決定するのは難しいですが、まず住もうとしているエリアにどういった工務店があるのかを知るにはオススメの方法です。


工務店の探し方2.雑誌

ポータルサイトと同様に複数のハウスメーカーや工務店をまとめてチェックできるのが、注文住宅用の住宅情報誌です。こちらも有名なところでは、“SUUMO”さん等があります。

工務店やハウスメーカーだけを紹介しているわけではなく、家づくりにおける基本知識やアンケート結果を紹介しているため、家づくりの知識がほぼない方にとってはタメとなるでしょう。

「紙でじっくり情報を読み込みたい」という方は、まずフリーペーパーから手にしてみるのがいいでしょう。フリーペーパーでも家づくりの基礎知識や複数の工務店やハウスメーカー情報を手に入れることが可能です。


工務店の探し方3.工法から探す

ある程度家づくりについて知識がある方は、工法によって工務店を探していくのもいいでしょう。当社(日本住宅ツーバイ)は、木造住宅を専門としているので、木造工法を例として挙げていきます。

主な木造工法は次のとおりです。
  • 木造軸組み工法(在来工法)
  • 木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
  • 木質プレハブ工法 など

ただ、木造住宅の施工を請け負っている会社といっても、「木造軸組・ツーバイフォー工法のみ」「木造軸組のみ」といったように、対応可能工法が絞られる会社がほとんどです。

そのため、気になる工法(構法)があるのであれば、“構法名+地域名”などでネット検索をしていくと、ポータルサイトや住宅情報誌で見つけられなかった会社を見つけることもできます。

例えば日本住宅ツーバイが得意としているツーバイフォー工法は、木造枠組壁工法の一つです。

他の工法のメリット・デメリットを踏まえたうえで、ツーバイフォー工法を選択するのであれば、「ツーバイフォー 注文住宅 神奈川」や「ツーバイフォー 注文住宅 大和市」といったキーワードで検索してみましょう。


工務店の探し方4.特定のエリアを基準にしてみる

ポータルサイトや住宅情報誌といった広告を出さずに、自社サイトやSNSのみで情報発信を行っている工務店もあります。 そういった工務店を探すには、特定のエリアに絞って工務店を探す方法もあります。

例えばネット検索で「大和市 工務店」と検索すると、大和市をメイン施工エリアとしている工務店のWebサイトなどが検索結果に表示されます。気になる会社があればピックアップしておきましょう。

ネットだけではなく、日常生活のなかや購入した(する予定の)土地周辺で工務店の看板や広告を見かけることもあるでしょう。

可能であれば、土地周辺を歩いてみたりすることで、ネットやSNSでは見つけられなかった工務店に出会えるかもしれません。


工務店の探し方5.SNS

SNSからも工務店を探すことが可能です。Instagramでいえば、ハッシュタグ検索で「#神奈川工務店」「#神奈川注文住宅」といった、地域名を組み合わせたハッシュタグを入力すると、その地域の工務店・ハウスメーカーが発信している投稿やリール、アカウント情報を発見することができます。

視覚的に魅力を感じる投稿や建てたい家のスタイルと近しい事例が掲載されている等があれば、プロフィール画面からWebサイトに移動して、より詳細の情報を確認してみる、というのも有効な探し方です。

特にInstagramやPinterestは工務店を探すだけではなく、間取りや外装・内装の実例が数多く掲載されているので、家のイメージづくりや間取り決めなどに非常に役に立つツールです。工務店を探す段階から、SNSでの情報収集に慣れておくのもオススメです。


工務店の探し方6.地図アプリ

SNSと同様に「地域名 工務店」「地域名 ハウスメーカー」などの検索キーワードで、工務店を発見することができるのが地図アプリです。

日常生活でGoogleマップを活用している方も多いと思いますが、目的地までの経路検索だけではなく、現在地周辺に特定の施設がどこにどのくらいあるのかを調べるのにも長けています。

住宅情報誌でもSNSでも見つけられなかった工務店やハウスメーカーと出会えるかもしれないので、ある程度のエリアが決まっているのであれば、一度は検索してみるのもいいでしょう。

また、大規模な住宅展示場だけではなく、小規模(一棟のみなど)の展示場やモデルハウスを所有している工務店もあります。そのため、「地域名 モデルハウス」「地域名 住宅展示場」といった検索キーワードで探してみるのも一つの方法です。

例として、「大和市 住宅展示場」での検索すると次のような結果となりました。

工務店選びのポイント

エリアをある程度絞ったとしても、大中小を合わせれば工務店というのは数多くあります。探し方がわかっていても“どういった基準で選んでいけばいいのか”、ここが難しいところです。

ポイント1.対応施工エリアで絞る

ここまでお話したように、工務店とは一般的に施工エリアが狭い傾向があります。

当社(日本住宅ツーバイ)では大和市や横浜市、湘南エリアなどをメインとして神奈川県全域と東京都(町田市、世田谷区、大田区のみ)が対応エリアです。

例えば、東京都渋谷区に建築希望されている方に対しては、対応が難しくなります。

判断が難しい場合は一度お問い合わせいただくのが、ベストではありますが、事前に施工エリアはWebサイトなどをチェックしておきましょう。


ポイント2.対応工法をチェック

工法については、施工エリアと同様です。

当社がメイン工法としている枠組工法(ツーバイフォー工法)以外にも、木造軸組工法(在来工法)が対応可能です。

しかし、SE構法には対応をしていません

このように、木造住宅といってもさまざまな工法が存在しており、対応できる工法は工務店それぞれによって異なります。

希望する工法が決まっている場合には、対応工法についても事前にチェックしてみましょう。


ポイント3.注文住宅の施工事例をチェック

具体的に建てたい家のイメージやスタイルが決まっていたり、予算が決まっている方は、それと近しい建築事例があるかどうかをチェックしてみましょう。

幅広い住宅スタイルをオールマイティーに対応可能な工務店もあれば、アメリカンハウススタイルに特化した工務店や優しいカラーをメインとしてナチュラルテイストを得意としている工務店もあります。

候補となる工務店が多いときは、建築事例をチェックして、建てたい家のイメージに近い事例が多い工務店や、自身の予算に近い事例が多い工務店などに絞ってみましょう。


ポイント4.アフターフォローについて

家というのは、人が住み始めてから変化していくものです。

重要な構造・防水の不具合の責任期間は10年とされており、当社でも定期的に点検させていただきます。

しかし、家の不具合というのは、突然表に出てくるものでもあります。そのときにすぐにお客様から相談を受けられるように、当社では専門のカスタマーセンターを設置しています。

日本住宅ツーバイ アフターフォローについてはこちら
https://www.twoby.com/feature/#03
このように“どういったアフターフォローが受けられるのか”という点は、住む人たちの生活に関わってくるので、必ずチェックしておきたい項目です。


良さような工務店があれば問い合わせをしてみよう

問い合わせた後の対応や実際に会った営業の対応内容などによって、イメージは変わってくるものです。

発信されている情報を上手に活用・精査し、大事なところは工務店と会って判断していくことで、納得のいく工務店を見つけていきましょう。

問い合わせや打ち合わせをしたからといって、必ずその場で決めなければならないわけではありません。そのため、候補となる工務店がいくつかあるのであれば、一度気軽に問い合わせをしてみてください。


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